今
固く握る拳は
強さの証にはならない
掴めないその背中
いくつの祈りを連れて
望むのは、今
降り注ぐ火を浴びて
干上がる胸に誰を探す
痛みはただ刹那くて
忘れ朽ちた海を想う
立ち止まるなと言う
走る風さえ力に変えて
涙するなと言う
視界を濁す流れは絶えた
固く握る拳は
強さの証にはならない
掴めないその背中
いくつの祈りを連れて
望むのは、今
切り開く静けさに
花びらだけが笑った
輪廻の腹は子をはらみ
宮をたつのを待っている
立ち止まるなと言う
走る風さえ力に変えて
涙するなと言う
視界を濁す流れは絶えた
曲がりなき胸であれ
この空に刻むように
忘れても蘇る
あなたに似合う色を
望むのは、今
固く握る拳は
強さの証にはならない
その道に惑うなら
誰ひとり守れまい
望むのは…
曲がりなき胸であれ
この空に刻むように
迎える明日の風に
いつか遠ざかる日が来ても
望むのは、今