子の宮





眠るな届くな

嗚呼 宿れば

命になってしまうから

そのまま落ちて

あたしの

肥やしになりなさい

貫いた骨は開いて

戻らない

滴った赤色は乾いて

戻らない

蕾は 熟れてしまった

痛みはいつか薄れる

根付くな育つな

嗚呼 宿れば

きっと愛してしまうから