最後の朝





嘘つきなあなたの

最後の真実を信じてみる

「この惑星は廻ることに疲れたんだ」

雨が続いた日だったから

何も言わずに頷いた


最後の瞬間瞬きは禁物

繋いだ手が骨と化しても

愛すると誓おう



嘘つきなあなたの

涙はあまりに真実で

「忘れないで僕を愛したこと」

あまりに青く晴れたから

瞼の裏で微笑んだ


最期の瞬間目に映るのは

風になびくこの髪と

歪に笑うあなた

この身が絶えても

心は朽ちないわ